最終更新日:
2024
7
7
デザイン初心者向けUIツール

Uizard

創業年:
2017
 拠点:
アメリカ
 HP:
最終更新日:
2024
7
7
デザイン初心者向けUIツール

Uizard

創業年:
2017
 拠点:
アメリカ
 HP:

どんなアイデアですか?

ノンコーダーやデザイナーが数分でワイヤーフレーム、モックアップ、プロトタイプをデザインできるAI搭載のUIデザインツールです。手描きのスケッチをワイヤーフレーム(Webページやアプリの設計図)に変換し、ワイヤーフレームを簡単にプロトタイプに変換できます。

対象顧客

アプリや Web デザインをゼロから開発しようとしている人。

アプリや Web デザインの技術的な知識がなくても使いやすく、コミュニケーションが取りやすい UI デザインツールをお探しの人。

顧客が解決したい問題は?

アプリやWebサイト、UIのデザインを手描きでスケッチするのは速いですが、プロフェッショナルではありません。アプリやウェブサイト、UIのデザインを手描きでスケッチするのは、速いがプロフェッショナルではない。一方、見た目が良いアプリやWebサイトのページを開発するには多くの時間がかかり、特にテスト中に何度もデザインを変更する必要がある場合は大変です。

さらに、誰もがアプリや Web サイトを作るためのコーディング技術をもっているわけではないので、開発者を雇う必要があり、ノンコーダーとコーダーのコミュニケーションが難しくなることもあります。

メリット・デメリット(顧客の観点)

メリット

  • コーディングやデザインの経験がなくても、Uizardを使って簡単にワイヤーフレームやアプリを作成できます。
  • スクリーンショットや一生懸命描いたスケッチを編集可能なデザインに変換することで、デザインや反復作業にかかる時間を短縮します。
  • 様々な関係者とのデザインに関するコミュニケーションを円滑にします。

デメリット

  • コーディングからアプリや Web をデザインするのに比べ、カスタマイズの幅が狭いです。

メリット・デメリット(ビジネスの観点)

メリット

  • サブスクリプション・モデル(Saas)により、収益源を安定させることができます。
  • ソフト事業:一旦ソフトが開発されれば、多額の追加コストを負担することなく、事業を急速に拡大することができます。
  • 自社技術による競争力:競合他社は貴社を簡単にコピーできません。

デメリット

  • 収益を上げる前に、高性能なソフトウェアを開発する必要があるため、初期開発コストが高いです。
  • 高いスキルが必要:創業者は高いスキルを持つか、高いスキルを持つ人材を雇う必要があります。
  • 継続的なメンテナンスとアップデート:常に適切で安全なサービス提供のために、継続的なメンテナンス、バグ修正、機能アップデートが必要です。

収益源

個人および企業からの月額利用料

月収(推計)

5500万円 〜1億6千万円

平均注文金額25.5USD、1ドル=145円、月間訪問数50万回*、コンバージョン率1%~3%を想定しています。

*有料会員の半分がPro Plan、半分がBusiness Planと仮定して(Enterprise Planのユーザー数は価格がわからないので推定しません)、 

平均注文金額: (12 + 39)/2 = 25.5 USD 

月間訪問者数150万 (データはSimilarweb 2023年4月より)

競争環境

高い技術を持っている競合他社がいくつかあります。

競合他社

直接競合:Figma, Sketch, Adobe XD, InVision, Axure RP, Proto.io, UXPin, OmniGraffle

間接競合:Balsamiq, Marvel, Proto.io, Webflow, Framer, Wix, Squarespace

同じアイデアを実践している日本企業

Prott、Cacoo

この会社のユニークな要素

  • コード不要のデザイン
  • AIがデザイン生成:シンプルなスケッチ、ワイヤーフレーム、または説明を、最小限の入力で機能的で見た目に魅力的なデザインに変換できます
  • ものすごく簡単でプロトタイプ作成できます

参入障壁

ソフトウェアの開発には、高度なスキルを備えた人材が必要です。

初期コスト

収益を上げる前に高性能なソフトウェアを開発するには、高額な初期開発費が必要となります。

このビジネスの成長可能性・持続性

成長性:高。ソフトを開発したら、多額の追加コストを負担することなく、事業を急速に拡大することができます。

持続性:中〜高。簡単にアプリや Web デザインの設計図が作成できるサービスの需要が今まだ高いですが、他の新しい技術が出たらその需要が減ってくるかもしれません。

創業者の支配権

場合によります。

Uizardのようなソフトウェアを開発する場合、資金の需要は非常に大きいです。多くの場合、創業者は事業を運営するために外部からの投資を求めなければなりません。その結果、創業者の会社への支配権は希薄になります。会社が外部からの投資を求め続けるため、投資の影響を受ける決断もあるでしょう。

成功するアイデアほど、創業者の仕事量は減っていきますか?

可能です。

事業が拡大するにつれ、創業者は成長管理、経営戦略上の決断、成功に伴う新たな課題への対応により多くの時間を費やすかもしれません。ただし、ほとんどの作業を標準化するシステムを構築ができましたら、創業者の意思で自分の仕事量を減っていくことができます。会社がある程度の成功を収めた場合、創業者がイグジット戦略としてビジネスを売却することもできます。

参考資料

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